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松本太郎のブログです。 尺八の魅力を、多くの方にお伝えしたいと思っております。
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30代後半に入ってから、曲の覚えが極端に悪くなった。若い頃からアルコールで脳を溶かして来たせいもあると反省。
禁酒する事にした。

一体、ほどほどに飲めればやめる事もないのだが、どうしてもそれは出来ない。尺八も吹き始めたら100曲ぐらいやらねば気がすまない。きっと私はこの短い一生をむさぼり尽したいのだと、思う。

久しぶりに、歌手 下田逸郎さんよりコンサート演奏のお誘いを頂く。3月13日、奈良市高畑町にて。公演になるか、プライベートなスペースなのかはまだわからない。
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スイス大使館で、ジャズピアニスト ロジェー.ワルッヒと演奏。某デパートグループ重役の接待の席で、ランチパーティとデザートの後、音楽を聴いてもらうという趣向である。
食事中は、スイス大使様自らの会話でゲストを楽しませ、満腹させたのちにピアノのあるサロンにゲストを導くのだ。

粋な事をするよなあ。
当麻寺の尺八演奏家、ジョシュ.スミスさんがアメリカへ帰ってしまう為、彼の門人さんを一人紹介してもらったが、新しく来たその女性からショッキングな話を聞いた。
HP上の私の写真が恐いので、来るか来まいか随分迷ったそうな。

思わず鏡を見たら、やっぱり夜道で出くわしたくない顔つきではある。
そげた頬に落ち窪んだ鋭い目。
北斗の拳で言えば、私は山のフドウになりたいのだが、見かけはオノとボウガンを持って罪のないじいさんを追い回している、モヒカン刈りの人である。
多分、石川遼みたいな顔がHPにのっておれば、女性の生徒さんが殺到するのであろうが、私は天の不公平を呪う事は随分昔にやめている。

飛ぶものは飛び、泳ぐものは泳ぎ、這うものは這う。私の正直な心を竹に託すまでだ。

しかし、せめて笑った写真も一枚くらい撮ろうかと、考え中。
尺八教室のメンバーが少し増えてきたので、初めて門人達との新年会を開きました。集まって下さった皆様、有難うございました。とても楽しかったです。
来年は公開の発表会を開けるよう、がんばってレベルを上げてゆきましょう!
2011年になりました。修業に追われて、このブログもほったらかしになっていました。数少ないとは思いますが、読んで下さっていた皆様、すみません。
ひとつお約束します。私はブログの為にどうでもよい事を書く事はしません。どうしても書きたい事だけを書きます。

年末はプロ演奏家になって初めて、大晦日の夜の予定が空いた。年越しそばが美味しかった。3人の娘と過ごす、初めての大晦日だった。

元旦、書初めをした。”花情竹性”と書いた。今年の私のテーマである。
花のように優しく、竹のように強くまっすぐに、しなやかに。
この度、劉宏軍先生率いる天平楽府の一員として、天皇皇后両陛下ご臨席の場で演奏させて頂きました。
天平楽府は劉先生が復元された中国の古楽器を主として構成されているが、尺八は東京の田辺頌山先生と私が参加させて頂きました。

キツキツのスケジュールの中リハーサルもままならず、暑いわ寒いわの大変な準備だったが、田辺先生には色々とご指導頂き、大変助かりました。

「古い文化を大切に守ってこられた、奈良の人々の幸せをお祈り申し上げます」陛下のお言葉に、体がジーンときました。

大一番に呼んで下さった劉先生、有難うございました。
演目は新娘道成寺。歌と三絃は中野幹子先生、三絃替手が渡辺尚美さん。

ずっと苦手であった地唄三味線との合奏の面白さに目覚め、ここ3年の間
ずっと稽古に打ち込んできた。

この日、関西の重鎮の一人である中野幹子師と、テイジンホールで演奏させて頂けて、本当に光栄に嬉しく思います。
あす、奈良100年会館 大ホールで ”オペラ遣唐使”に出演させて頂きます。

もちろん、オペラを歌えるわけではありません。尺八をふくだけ。

今回、牧村邦彦先生指揮、カレッジオペラハウス管弦楽団の演奏を、真近で見せて頂いた事が大変有難かった。

難しい曲ですが、がんばります!
ロジェーと私のユニットにTbの村長とPercの池田安友子さんが加わった和魂洋才というバンドで、おおたか静流さんのバッキングをやらせてもらった。みんながおおたかさんのファンなので、みんなで一生懸命土台を作った。
シカやイノシシがうろうろする亀岡の山中、旅館のクラブ内でのコンサートは、何だか夢の中の出来事みたいだった。

次の日は、村長のご両親が経営されている保育園での、子供向け音楽会。午後に、京都市内の老人ホーム慰問にも参加させて頂く。

大人向け、子供向け、老人向けで、くるくる演目を変えて歌うシズリンの懐の深さに改めて感服。
老人ホームでは”じんじろげの歌”、これは雨ごいの歌らしいのだが、本当にどしゃぶりになって帰りが困った。
 西日本のなだたる北欧音楽演奏家達と、スウェーデンよりヨーラン モンソン、フィンランドよりカロリーナ カンテリネンを迎えてのこの野外の大イベント、なんでか唯一の和楽器奏者として参加。

私はヤミの北欧音楽ファンである。
あの訳のわからん5、7の組み合わせ、11拍子といったリズムに身を浸すと本当に妖精が出てきそうな不思議な気持ちになる。

ヨーラン兄貴との共演は私の作曲のツインズ、そしてスウェーデン伝統のダンスチューン、ヴィルドヘリングの二つ。楽しかった。
カロリーナさんのヨイックと呼ばれる独特の唱歌法もすごい。
彼らと触れ合うと、商業音楽になり得なかった、まだまだ世界にあるであろう埋蔵文化の力とこれからの可能性を感じる。

楽しい1日だった。
打ち上げで話に付き合ってくれたドレスキップの皆さん、ありがとうございました。

ヨーラン兄貴、また来年!
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